2月は入試が目白押し、直前対策の生徒さんも多い今日この頃です。
2〜3回のおつきあいだけの生徒もいるのですが、過去に何千人もの生徒と関わってきた私は、少し話をすればだいたいその生徒の傾向がわかります。
その中で、ちょっとアドバイスすれば伸びる生徒には共通点があります。
伸びる生徒の共通点は、「素直である」ということです。
これは以前の記事でも書きましたね。
この記事では、「守・破・離」の話をしました。
ここでは、私の勉強法を具体的にお伝えしました。
実は、この記事で紹介した勉強法は、私が中学入学した当時購入した中学生向け雑誌「中学時代」だったか「中学コース」(古い?!)だったかに載っていた勉強法です。
塾に通っていなかった私は、この雑誌に載っていた勉強法を、ただ素直に実践しただけです。
スポーツの世界でも音楽の世界でも、素直な人が伸びると聞いたことはありませんか?
監督やコーチの言うことを素直に実践することが、才能を伸ばすコツです。
それは勉強も同じです。
才能は誰もが同じように持っています。
その持って生まれた才能をどう伸ばすかが、生い立ちや環境によって違っているだけにすぎません。
スポーツ一家や音楽一家が存在するのは、才能を伸ばす環境が整っているためではないでしょうか。
逆にいえば、生い立ちや環境の中で、「素直になれない自分」が確立してしまう場合もあるかもしれません。
そこは家庭における教育に責任があります。
「素直な人格」が育つためには、どんな教育が必要なのでしょうか。
私が思うに、それは「自分を認めてもらうこと」だと思います。
どんな自分でもオールOK!
それが、素直な人格が育つポイントだと思います。
家庭でも学校でも、みんなと同じであることがよしとされる今の日本の教育では、本当の自分を認めてもらうことが難しくなっているのかもしれません。
それが不登校や自殺などの問題を引き起こしているのかもしれませんね。
この辺りは子育ての話になってしまい、少し話題がそれるので、別の機会に改めてお話ししたいと思います。