わかりやすい授業は本当に必要か

今、学校では「わかる授業」が求められています。

だから、学校の先生はわかりやすい授業をしようと、一生懸命教材研究をしています。

授業の中で、教科書をすみからすみまで扱う時間がありませんから、ポイントをわかりやすくまとめたプリントを作ります。

このように、今はかなり多くの先生がプリント学習をしているのではないでしょうか。

 

でも、この「わかりやすい」というのがくせものです。

わかりやすくするために、教科書のかなりの部分をはしょってまとめる場合があります。

そうすると、教科書の詳しいプロセスが抜けた状態で理解をすることになります。

もちろん、教科書をきちんと読めばよいのですが、プリント学習にすると、多くの生徒はプリントに頼って学習するようになります。

このように、プリント学習にすることによって、教科書を読まない生徒が増えたのではないでしょうか。

 

正直、学校の授業だけでは教科書の隅から隅まで教えるのは不可能です。

ある程度は自学自習が必要です。

学校の授業の中で理解させようとする「わかる授業」が求められているということ自体に無理があるのではないでしょうか。

わかりやすい授業が、生徒が自分で考え学習することを妨げているのかもしれません。

もちろん、生徒の学習に対するモチベーションを上げるのは教育者の役割です。

自学自習を促すような授業のあり方を考える必要があるのではないでしょうか。

生徒のみなさんも、プリントだけに頼らず、ぜひ教科書を読むようにしてくださいね。

 

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