目標や計画を立てることはなぜ必要か

新年を迎え、皆さんは新年の目標を立てましたか?

計画を立てることが大切だとわかっていても、なかなか取り組めない人もいるかもしれません。

せっかく目標を立てても計画どおりにいかない人も多いかもしれません。

「 計画は立てないほうが人生はうまくいく」と言っている人もいます。

目標や計画を立てることはなぜ必要なのでしょうか。

まず、世の中の成功者を見てみると、多くの人は目標や計画を明確に設定しています。

7つの習慣」でも、第2の習慣は「終わりを思い描いてから始める」で、目標設定の大切さが書かれています。

また、第3の習慣「最優先事項を優先する」は、計画とそれを実行することの大切さが書かれた内容です。

たとえば、イチロー選手の小学6年生の時の作文は有名ですね。

小学6年生の時にすでに、

・将来の夢は一流のプロ野球選手になること

・中学、高校で全国大会に出て活躍すること

・中日ドラゴンズか西武ライオンズに入団すること

・契約金は1億円以上が目標

・一流の選手になったらお世話になった人に招待券を配って応援してもらうこと

といった具体的な目標を書いています。

さらに、その目標をかなえるために

・3年生から6年生まで365日中360日は激しい練習をしている

・一週間で友達と遊べるのは5、6時間

・全国大会での打率は五割八分三厘

といった具体的な計画や行動を掲げています。

このイチローの作文を見て気がつくことはありますか?

それは、練習時間、回数、金額など、具体的な数値目標が書いてあるということです。

具体的な数値目標は、目標達成した時の様子をイメージしやすいのですね。

このように、目標や計画を立てるコツは、具体的にイメージしやすいものを設定するということです。

そのために数字を使って表現するのはとても良い方法です。

もう1つおすすめしたい方法は、目標を言葉ではなくイメージで表現するということです。

この方法は、ビジョンマップ、ビジョンボード、ドリームボード、ドリームマップ®、宝地図®など、いろいろな名前で呼ばれています。

たとえばヒルトンホテルの創業者であるコンラッド・ヒルトン。

彼は、下積み時代の頃から、世界地図にたくさんホテルの写真を貼って、世界中に自分のホテルが建ち並ぶ様子を表し、それを毎日眺めていたそうです。

このほかにも、多くの人がこのビジョンマップを活用して夢を実現しています。

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