将来何になりたいのかわからないのはなぜか

以前の記事でも書きましたが、「やりたいことがない」「なりたいものがない」という生徒が増えています。

以前の記事はこちら⇒ 進路が決まらない人へのアドバイス

実は、昨日のビジョンマップ作成セミナーに参加した生徒もそうでした。

セミナーに参加した理由は「親に言われたから」・・・。

「何か将来なりたいものはあるの?」と聞いたら、「よくわからない」。

でもそれでいいんです。

ビジョンマップは、将来の夢や目標を描くツールですが、夢がなくても大丈夫です。

夢がないのではなく、自分で認識できていないだけだからです。

ビジョンマップを作る過程の中で、自分の潜在意識の中に眠っていたものが呼び覚まされていきます。

実際この生徒もそうでした。

自分の好きなものや性格、欲しいものややってみたいことなどを考えていく中で、だんだんとイメージが湧いてきた様子が感じられました。

その中に、将来の夢の種が潜んでいます。

最初は「将来なりたいものはない」と言っていた彼も、いろいろ聞いていくと、しっかり自分の考えを持っているのがわかりました。

漠然としているので、自分で自分のことがわかっていなかっただけなのでしょう。

あるいは、夢や将来について言葉で表現する機会がなかっただけかもしれません。

実際にドリームマップを作り始めたあたりから、目の色が変わり始めました。

「こういう写真が欲しい」としっかり自分の中でイメージができているのを感じました。

どんなものを持ち、どんな体験をして、どんな人に囲まれて、

その中でどんな自分として過ごしているのか、その結果社会はどうなっているのか。

そんな将来の自分の姿が見えてきたようです。

むしろ、中学1年生とは思えないほどしっかりしたビジョンを持っていました。

将来何になりたいのかわからないというのは、自分で認識できていないだけです。

認識しなければ存在していないのと同じです。

だから、将来なりたいものがないと思ってしまうのです。

目的が明確でなければ、何をやったらいいのかわかりませんから、行動にも反映しません。

でも、目的がはっきりすれば、自然とやるべきことが見えてきて、行動につながります。

それが主体性です。

そして、自分の潜在意識の中に眠っている夢の種を、コーチング的手法で掘り出すのがドリームマップです。

そんなドリームマップを体験してみませんか?

自分の将来についてまだはっきりしていない方こそ、ぜひドリームマップを活用してください。

ご希望に応じて開催できますので、お気軽にご相談ください。

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