数学は公式を覚えればできるようになるのか

生徒と話をしていると、こんな声をよく聞きます。

「公式が覚えられない!!」

あなたはどうですか?

公式を覚えられないという人は、数学を暗記科目だと思っているかもしれません。

だから、公式を覚えて、そこに数字を当てはめて問題を解くわけです。

ここが数学の学習における陥りやすいワナです。

公式にそのまま当てはめることのできない複雑な問題になると、途端に解けなくなります。

だから、基本問題は解けても応用問題はできないというパターンに陥ります。

数学における公式は、覚えていると便利だけれど、それだけでは不十分です。

その公式がどのように作られているのか、プロセスを理解する必要があります。

そうすれば、問題が複雑になっても応用ができるのです。

たとえば、距離と速さと時間の計算でよく出てくる「はじき」。

あれこそが数学教育を間違った方向に推し進めている元凶です。

距離と速さと時間の関係性を無視して、「はじき」だけを覚えるから、

速さの違うものの動きを比較したり、

速さが変化したりといった問題になると分からなくなってしまうのです。

これは、食塩水の濃度の問題や、流水量の問題や、確率の問題なども同様です。

数学の学習で大切なのは、

「解き方を覚えること」ではなく、

「関係性を理解すること」です。

なかなか言葉だけではうまく伝わらないかもしれませんね。

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