どうしても逆説的なタイトルになってしまいますね(^_^;)
ここで言いたいことは、数学「を」学ぶのではなく、数学「で」学んで欲しいということです。
はっきりいって、数学の内容そのものが直接役に立つことはありません。
一般市民であれば、四則演算やパーセント、割合などが理解できればこと足ります。
微分や積分が役に立つかと聞かれたら、役に立たない人の方が多いかもしれません。
それなのになぜ数学を学ぶのでしょうか。
これは数学に限ったことではありません。
学校におけるさまさまな教科や教科以外の学習も同様です。
内容そのものを学ぶというよりは、それを学ぶプロセスが大切だということです。
成功哲学の祖といわれるナポレオン・ヒルは
著書「思考は現実化する」にはっきり書いています。
********************************************************************************
<成功の定義>
成功とは、他人の権利を尊重し、社会正義に反することなく、
自ら価値ありと認めた目標【願望】を、
黄金律にしたがって1つ1つ実現していく過程である。
********************************************************************************
つまり「成功とは・・・過程である」ということです。
結果ではないのですね。
数学の学習ということでいえば、大切なのは点数や成績ではないのです。
数学を学ぶ過程が大切だということです。
その過程において「何」を学ぶかです。
それを私たちは「普遍的な生きる力」と考えています。
「数学を学ぶ過程をとおして、普遍的な生きる力を学ぶ」
というのが私たちの目指しているところです。
指導方針については下記リンクよりご覧ください。