早稲田大学といえば私立大学ではトップのマンモス大学。
大学受験を控えている高校生にとっては気になる動向ですね。
なぜ早稲田大学は数学の必修化に踏み切ったのでしょうか?
そもそも「数学が苦手だから文系希望」というのは問題だと思っていました。
これは「嫌なことから逃げる」という発想です。
社会に出た時にそれでは通用しません。
人の行動パターンにも習慣があり、
この発想で生きてきた人は、大人になってもその傾向があります。
また、これからAI時代に向かうにあたり、人の求められる能力として、
STEMが必須といわれています。
STEMとは、
Science(サイエンス)
Technology(テクノロジー)
Engineering(エンジニアリング)
Mathematics(数学)
です。
今後必要とされるのは、システムを作る力であり、
システムを作る力を育むのがSTEM教育というわけです。
特にプログラミングが注目されているわけですが、
その基礎になるのは「数学的思考力」です。
これからの時代を生き残るには、理系分野の能力が必須ということです。
早稲田大学の動きを受けて、高校でも文系選択者の
数学単位数を増やすところが出てきそうです。
いずれにしても、文系理系関係なく、数学を克服することは
避けられないのかもしれません。
ぜひ、今目の前にある「数学」という学びの場を生かして、
これからの時代を生き残る力を育んでいってください。
早稲田大学の動向については、ネット上にたくさんの記事がありますのでそちらをご覧ください。
「早稲田 数学必修」などとキーワードを入れるといろいろな記事が出てきます。